結婚式場のブライダルコーディネーター・司会者の仕事

将来性のあるブライダルの仕事

ブライダル業界の仕事というと、日本ではまだまだ新しく、職業として確立されていないという印象もありますが、欧米では多くの人々が独立したプロフェッショナルとして活躍する業種です。その違いは、日本と欧米の文化の違いからきているようです。

欧米では、古くから結婚披露のセレモニーといえば、花婿・花嫁の実家やお気に入りのレストランなどにみんなを集めて盛大にパーティーを行うのが一般的。個性を重んじる欧米では、‘自分たちらしさ’をとことん追求しながら、楽しい思い出となるパーティーを企画します。主役たちの希望を聞きながら、常に新しいアイデアを提案し、誰の記憶にも残るオリジナリティあふれる披露宴をプランニングするブライダル・コーディネーターの仕事は、欧米では欠かせない存在です。

一方日本でも、このところブライダルセレモニーは、一生に一度の大イベントととらえられ、個性的な演出を望むカップルが急増。ブライダル情報専門の雑誌まで登場し、斬新なアイデアが見られます。ホテルの結婚式場のほか、イベントスペースやレストランなど、会場も多様化し、ブライダルに関わる仕事の場はどんどん増えています。いずれ欧米のように、ブライダルの仕事は立派な専門職となるでしょう。それは、ブライダル関係の仕事に就く人の認定資格が生まれ始めていることを見ても明らかです。